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Calle Hospital

  • la panxa
  • 2017年7月3日
  • 読了時間: 2分

 懐かしい、バルセロナで最初に住んだお家。

2〜3ヶ月のみの約束でスペイン人カップルの家にルームシェア。

ふたりとも優しかった。

何も話せなかった私が何を伝えたいか聞き取ろうとしてくれてた。

時々誘ってくれてた中庭での朝ご飯。

キッチンで淹れたコーヒーと近所のパン屋で買って来たクロワッサン。

青空と何も考えない時間が好きでした。

スーパーマーケットは家の隣。

町の中心まで歩いて行ける距離。

申し分無い家でした。

治安以外は。

2階(日本だと3階)の私の部屋はベランダ付きで小さな通りに面していたのだけど、

この地区は治安が悪い。

夜は1人で歩くのはおすすめできない道。

金曜、土曜は夜中、人の声と騒音。

夜中3時に毎日掃除機をかける音。なぜか。

近隣はスペイン人は少なくて、移民が多かったと思う。

八百屋も肉屋もドライフルーツのお店も、パキスタン出身の人たちが働いていた。

何回か通うと覚えてくれて、店の前を通る度挨拶を交わしたり。

昼間はそこまで悪くないのに、夜に歩くとその空気感で治安の悪さを感じる。

「10年前からするとかなり良くなったよ」

と、友人は言っていたけれど。

いきなりここに住んだおかげで、道を通る時の選び方や危機感の察知は身に付いたような気がします。

毎日歩いていたカテドラルの前。

夜も素敵だった。

沢山のガイドブックに、バルセロナはスリが多い、と書かれています。

それは嘘ではありません。

土地勘が無くお金を持っている観光客が狙われることが一番多く、持っている荷物に何の意識も置かなければあっという間。

住んでいる友人たちも財布を盗られた、携帯電話をスラれたとよく言っていました。

私も携帯電話をスラれたことがありました。

白昼でしたがその時は油断していました。

でも気を付けてさえいれば決して危ない場所ではない。

荷物から目を離さない、隙をみせない、自分の身は自分で守る。

銃社会ではないから。

自分の好きな場所だから、訪れてもらいたい。

あの青空はきっとみんな好きになる。

 
 
 
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